バンクミケルセン記念財団

N.E.Bank Mikkelsen Memorial Foundation

N.E.バンクミケルセンについて

経歴

バンクミケルセンとノーマリゼーションの思想について

1950年代にデンマークの社会運動家バンク・ミケルセンらが参加していた『知的障害者の家族会』の施設改善運動から生まれた福祉理念が『ノーマリゼーション(normalization)』です。ノーマリゼーションとは、障害者と高齢者、健常者が分け隔てなく同じように社会参加して活動できる基盤を整えていこうとするものです。
 バンク・ミケルセンによるノーマリゼーションの思想は、社会的・福祉的な支援や世話を必要とする『障害者・高齢者』を区別して隔離するのではなくて、健常者と一緒に自然に共生できるような社会基盤を整えていこうとする実践的な福祉思想であり、『隔離施設でのサービスから地域社会での共生へ』が一つの中心理念となっています。
 日本でも、1993年(平成5年)にノーマリゼーションの思想に基づいて『障害者基本法』が制定されており、施設サービスから地域社会での共生への転換が目指されています。

バンクミケルセン

ノーマリゼーションの定義

障害のある人たちに、障害のない人たちと同じ生活条件をつくり出すこと。障害がある人を障害のない人と同じノーマルにすることではなく、人々が普通に生活している条件が障害者に対しノーマルであるようにすること。自分が障害者になったときにして欲しいことをすること。

バンクミケルセン記念財団設立の経緯

N.E.バンクミケルセンが1990年に亡くなられた後、彼の知的障がい者に対する情熱とその偉業をたたえ、後世に伝えるため千葉忠夫氏によって本財団は設立されました。1991年に記念財団発足の準備作業に入り、1992年デンマーク政府(内務省)からバンクミケルセン記念財団として正式に認可されました。